部材も道具も全部そろったので作業開始
コッタピンを抜いて、22mmのソケットでキャスルナットをゆるめて、少しガコガコとしたら意外と簡単にドラムが外れてくれましたが、中は真っ黒…
まぁそりゃそうでしょう💧 ほとんど(いやまったく)掃除してませんでしたから…😅 何はともあれコンプレッサーで吹いてあげたらそれなりにキレイに👌
これで分かったこと。せっかく新品のブレーキシューを用意しておいたけれど、まだまだ余裕で使える状態… 元整備士の知人が言ってたとおり…💦 厚さ3mmくらい残ってるんじゃないかなぁ? 11万㎞以上走っても減らないモノなんですね… このまま掃除だけして閉めちゃおうかとも思ったんですが、せっかく買ったんだし(返品はきかないし)、これまでやったことのない整備なので自分のスキルアップにもなるだろうと交換に踏み切ることにしました😀
赤丸で囲った部品がシューセットスプリング。裏側からピンが通っていて板バネみたいになってるので、裏でピンを押さえながらラジオペンチを溝みたいに凹んでるところへグッと押し当てて縮ませながら90°回すとピンの頭を抜ける構造です。ちゃんと力をかけておかないと、外れた時にどっか飛んでっちゃいそうですので注意。コレを両側取り外せば、あとはシューを手前に引っ張ればスプリングが付いたままで外れてくるので、サイドブレーキのケーブルをプレートから取り外せば分解完了
これはアジャスター。ネジ式じゃなくてギヤ式みたいになってます
取り外したブレーキシュー(外側)と新品のブレーキシュー(内側)。ほとんど厚み変わりません…😱 サイドブレーキワイヤーの付いているプレートを留めるクリップは新品のブレーキシューに付属してました
エアーで吹いただけだとあまりキレイになってないので、ブレーキクリーナーを吹っかけて徹底的にキレイにしてから、シューが当たってこすれてる部分(摺動部)にカインズホームで買ってきたウレアグリスを塗ってやりました
あとは組み付けていくだけ。先にスプリングとアジャスタとサイドブレーキのワイヤーをブレーキシューに組んだ状態にしてからバックプレートにはめ込むと簡単ですね。最初ブレーキシューだけセットしてからスプリングをラジオペンチで引っ張って付けようとして挫折😫
組み付けをチェックしたら、ドラムをかぶせて指で回して引っかかりなくクルクル回ることを確認。ズレてれば入らないと思いますが…
問題なければ、ワッシャーを入れてキャスルナットを入れて60N(約6kgf!)のトルクで締めます。トルクかけ過ぎるとベアリング痛めます。締まったところから30°以内でコッタピンが入るところまで増し締めしてコッタピンを挿して完了!
初めてやった割には両側で3時間くらい。でもサイド引いたままで走ったとか、急ブレーキかけまくったとかでなければ、クルマの寿命の間にリヤブレーキを替える必要はまずなさそうです
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