「驚速パソコン」のカラクリ

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久々にメンテに伺った客先のパソコン。Pentium4 2.8C / 2GB なスペックなのに、どうも起動に時間がかかるのです。しかも、「スタートアップ」にも「システム構成ユーティリティ」(msconfig)のスタートアップにも登録されていないのに、デスクトップが表示されてしばらくすると 一瞬 InternetExplorer がチラッと表示されてみたり、勝手にメールが受信されてみたりと不思議な症状… (=’_’=;)
何の気なしにタスクマネージャを見てみてビックリ!プロセスに iexplore.exe が6つ、EXCEL.EXE が8つも出ているんです (=@_@=;) スパイウェアか何かが名前を変えて爆走中!?とも思ったのですが、NortonAntivirus がインストールされていて、ちゃんと AutoProtect も有効だし、ウィルス定義も更新されているし… (=?_?=)
それで、タスクトレイに入っているアイコンの中で見つけたのが、ソースネクストの“驚速パソコン”なるソフト。パッケージには

「驚速2006 パソコン」独自のプログラムにより、Word、Excel、PowerPoint、 Internet Explorer、Outlook Express、Microsoft Outlook、Windows Media Player、Adobe Reader、Photoshop(XP/2000のみ対応)の起動を高速化します

…なんて書いてあります。独自のプログラムとはつまり、裏でいくつも起動させておいて、実際にキューを出すと既に裏で起動されていたものが表に出てくるので見かけ上ソフトの起動が速くなったように感じさせてるだけのこと… (=。_゜=☆\ バキバキ それならそれでもいいんですが、せめてアイドル時間に裏タスクを起動するとか工夫できないんかなぁ… (=x_x=;)
お客様にカラクリを説明したら、アンインストールする!ということになったのですが、再起動後のヒトコト「あ、起動が速くなった!」 (=゜゜=;)\(=–=;)ォィォィ とっても本末転倒なソフトだったのでした

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